2009年12月21日

M-1について、いろいろ。







昨夜は、かつての同級生と
ミニ同窓会みたいな感じで飲んでおりました。
初恋のアノ子が、とっくに結婚して幸せに暮らしてる話とか、
当時は知らなかった事実などがポンポン飛び出し、
早めに撤収しようと思っていたのに、
気がつきゃ23時を回っておりました。
こういう酒は、ほんとに楽しいです。



そんな中で、寅は別のことが気になっていました。
そう、昨夜は年に1度のアレの日だったからですよ。



M-1、優勝はパンクブーブー




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やはり「初出場」が強い。








以下、サンスポより。


若手漫才日本一決定戦
M−1グランプリ2009」(吉本興業主催)が20日、
東京・六本木のテレビ朝日で行われ、
決勝初進出のパンクブーブーが9代目チャンピオンに輝き
賞金1000万円を手にした。
昨年の覇者、NON STYLE
8年連続決勝進出の笑い飯を退けて栄冠を獲得。
結成9年目の叩き上げコンビが、
史上最多の4629組が競った“笑いの祭典”を制した。





事前に、mixiの「ギャンタン」コミュで書いていた
寅の予想は、こうでした。


◎ 6枠 ハライチ
(競馬と違って、大穴狙います)

◯ 1枠 ナイツ
(「言い間違いネタ」プラスαが出せれば有利か)

▲ 8枠 パンクブーブー
(NON STYLEが今ひとつ東京でブレイクできず。
 東京系の(福岡出身だけど)芸人が欲しい)

× 7枠 モンスターエンジン
(去年は緊張で持ち味出せず。ハマればデカい?)

× 4枠 ハリセンボン
(春菜の成長著しい。初の“女性王者”もアリか!?)




基本的に、寅はあくまでも「M-1=プロレス」論者なので
あれだけ決勝に出ても東京での仕事が増えない
笑い飯の優勝は絶対ないと思っていました
それだけに1本目のネタは、ドギモを抜かれましたね
「やっと本気を出したか!?」と。

ただ笑い飯は、
決勝に持ってきたネタに手垢が付きすぎてましたね
あれは、テレビでも何回もやっていたネタ。
恐らくは「自分たちの好きなネタ」なのでしょう。
しかし、客にとっては新鮮味がなく、
審査員にとっても評価しにくいものでした。
せっかく1本目で
「集大成」とも言うべきネタを提示できたというのに。
これは“自滅”でした



個人的にはハリセンボンが、勿体ない試合をしたなと。
フリからオチへの流れは決して悪くなく、
序盤の、近藤春菜の緊張によるテンポ感喪失がなければ
少なくとも600点を切ることはなかった(595点)でしょう。


あと、先日もココで触れた南海キャンディーズですが、
ツッコミ・山里亮太のレトリックは素晴らしかった。
もしスポーツのようにベストイレブンを決められるのなら
ベストツッコミは山ちゃんでも良いのではと思ったぐらい。
やはり“浮気”をしまくった、しずちゃんの成長が少なく
それが如実に点に反映されたように見えましたね。




…と、一組ずつレビューを書いても仕方ないので省略。


総括としては、もうM-1に勝つための
「コンテスト漫才」という手法が確立された
感がありましたね。
短時間にたくさんのボケを織り込んで、
それをいかによどみなく見せるか、という点で評価するという。
そのボケの「切り口」が新しかったパンクブーブーの勝利は必然で、
去年からの成長が見受けられなかったNON STYLEの敗戦もまた…。

しかし全体として、去年よりもレベルが低かったように思えます
決勝だけを見ても、
去年はNON〜、オードリー、ナイツの出来が良く
それぞれのスタイルで「コンテスト漫才」のあり方を提示していました。
今年は、それを遂行できたのがパンクブーブーだけだったと。
この結果は、至極妥当だと思われます。




しかし、次回は10回目となる訳ですが
“プロデューサー”の紳ちゃんは、今後をどうお考えでしょう
自身もネタにしたように、
去年の覇者・NON STYLEよりも次点のオードリーが
テレビタレントとしては大きく評価されている現状は、
“漫才”の上手いヤツが、トークも上手いとは限らない
という“現実”を広く知らしめてしまっている部分もあり、
この辺は「よしもとクリエイティブなんとか〜」としても
あまり歓迎すべき状況ではないはず。

※漫才見たさに、劇場に足を運ぶ若者が増えているのなら、
 意味のあることなのですが。


それに上でも述べたように、
恐らく「コンテスト漫才」としてのクオリティは
去年をピークに、下がっていくように思えます

4分という「テレビ向けの尺」で出来ることには限りがあり、
「オチの完成度」よりも「笑いの連続」を求める視聴者
今のスタイル以外の手法で評価されることは非常に難しく、
いくら新しいタレントが出てきても、
これまでのような新鮮味を感じにくくなっていくでしょう。

決して芸人側のモチベーションの低下ではなく、
ソフトとしての「お笑い」自体に
これまでのような吸引力がなくなっていくような…。

それは“ブーム”をいいことに
レベルの低いコンテンツを垂れ流し続けるテレビ局のせいです

視聴者の既視感、飽和感を植え付け、
「お笑い」そのものへのマンネリ感を生みつつある中、
M-1で新しいスターを発掘したところで、
その状況への打開策にはならないはずなのです。

話は長くなりましたが、来年の第10回を契機に、
「M-1」を止めてしまった方が良いような気がします
かつての「THE MANZAI」や「お笑いスター誕生」のように
スパッと止めてしまった方が、賞そのものの価値も保てる
ので、
権威や名誉が大好きな紳ちゃんとしては、その方が良いでしょう。

若手芸人の発掘・奨励など、
「文化としての漫才」を守り育てていくという
「ABC新人漫才グランプリ」や「上方お笑い大賞」のような理念は
恐らくお持ちではないでしょうから。


それに「最後のM-1チャンピオン」って肩書きを
笑い飯にあげて幕を引いたらキレイなんじゃない。




ともあれ、今回優勝したパンクブーブーは素晴らしかった。
恐らく紳ちゃんの番組に呼ばれたりして
テレビタレントとしての仕事が大きく増えることでしょうが
絶対に、仕事前の「紳ちゃんへの挨拶」だけは忘れないようにね!


g09-0153-091117.jpg



挨拶をしなかったがために
生放送中に恫喝された
「キングオブコント」チャンピオンの例。








それでは、また。
予想通り、県知事のジャッジは不要でしたなぁ。
ま、上戸彩が可愛かったから良いかと思った寅でした。
posted by 天八亭寅次郎 at 10:45| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ツッコミ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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